症例報告:60代 女性 寝ていて目が覚める肩の痛み

ヒザリハ・カタリハの山田です。

こちらの患者様は1カ月前から寝ていて目が覚めるほどの肩の痛みで来院されました。

仕事でも腕を使うとのことで、我慢していたものの治らないための来院です。

両腕を上げると肩が固く、まっすぐに腕が上がりません。

この状態で先日、整形外科にて診察をされ、痛み止め、シップ処置にて現在に至ります。

当院で再度、肩のチェックをし問題点を抽出します。

現状で肩に何が起きているかの説明をし、問題点に対して施術を行います。

こちらの患者様に関しては2回目終了後の段階で、寝ている時の痛みはなくなり、

仕事中や朝起きた時の痛みもなくなっています。

めでたしめでたし、と終りたいところですが、今後の予防についてのリハビリを行うため、

注意点のお話や、より改善させる(余裕づくり)ためのに継続通院されています。

といっても意味なくダラダラと治療は行いません。

治療計画に沿って6月上旬には施術終了予定となります。

肩の症状に限らず、膝の症状もですが、早く治療に取り掛かることが重要です。

「痛みがなぜ出ているのかという原因に対し」て、的確な治療を行うことが早く改善する方法です。

当たり前なことなのですが、それが大切なことだと考えます。

あなたが今、受けている治療は「痛みの原因に対する的確な治療」?

当院にお越しになられるの患者様の傾向として以下のことが挙げられます。

【整形外科に行っていたけど痛みの改善が見られなかった患者様の場合】

・レントゲンで膝の軟骨がすり減っている、加齢なので仕方がないと言われた。

・レントゲンを撮ったものの、骨には異常がないと言われ、そのまま放置。

・リハビリは受けていても電気とマッサージ、湿布と痛み止め、ヒアルロン酸注射を受けている。

【整体・接骨院に行っていたけど痛みの改善が見られなかった患者様の場合】

・膝(肩)が痛いのは骨盤が歪んでいるからといわれ、骨盤矯正を受けていた。

これらは当院にお越しになる患者様に大変多いのですが、実際のお話です。

これらの問題点に共通すること、それは何だと思いますか?

それは「なぜ痛いのか?」「なぜ治療を受けるのか?」に対する答えになっていないのです。

軟骨は年齢とともにすり減りますが、痛くない人でもすり減ります。

痛くない人は軟骨がすり減っていないわけではありません。

その逆でレントゲンで軟骨がすり減っていないと言われていても膝の痛い人はいます。

ここですでに矛盾が生じます。

では、その説明の流れに対して軟骨がすり減っているとしたら、

すり減った軟骨に対して、なぜ電気で改善するのですか?

すり減った軟骨に対して、なぜマッサージのみで改善するのですか?

また、痛いのは膝なのに、なぜ骨盤矯正をするのかの細かな説明はありましたか?

(中には腰の痛みから膝周辺に痛みを表現することはあります。

当院の場合、腰から来ていると判断した場合、その場で即効性のある効果測定で判断します。)

当院でのリハビリは初回、問題点の抽出を必ず行います。

問題点が見当たらないのにリハビリは行いません。

見当たらないということは他に何かの原因が考えられるわけですので、

信頼できる医師に紹介状を準備して問題点の解決につながる検査を依頼します。

開始前にこの問題点の説明をしっかりと行い、患者様にもわかりやすくお話します。

初回の説明は最低30分程度行っています。

なぜ?という質問に対する説明を受けれていないのにも関わらず、

他院にて治療を受けている患者様は一度ご自分のリハビリ内容を振り返る機会になればと思います。

膝の痛みでお困りの方はヒザリハ・肩の痛みでお困りの方はカタリハのご相談ください。


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