ヒザリハの山田です。
ヒザリハではどんなことをするのか、といった質問を多くお受けします。
ここで流れを説明します。
来院は完全予約のお願いをしています。
来院後、患者様にカウンセリングシートの記入をお願いします。
これは痛みが出てからの経過を問診時だけでは詳しくお聞きできないことを想定して、
事前に患者様の頭の中で整理をしてもらうためです。
そのあとで問診に入ります。
過去の受診歴、膝以外の既往歴など細かくお話しをお聞きしますので、
最低30分はお時間をいただいています。
膝を徒手検査など直接確認してレントゲン以外での膝の評価を行います。
過去に膝のレントゲンを撮られた方であればその時の医師の説明、治療歴など
どのような経過をたどって現在に至るのかを振り返ります。
膝の状態、過去の治療経過を確認することで、改善の可能性を探ります。
現在の膝の状態を詳しくお伝えし、施術計画をお話しします。
その後、患者様が納得いただけた段階で施術に入ります。
ヒザリハでの施術は痛みを伴うものはなく、現在の膝の状態を考慮して行います。
ヒザリハに来ていただくということは痛みがあるわけですので、患者様も心配されますが、
決して無理をすることはありませんのでご安心ください。
変形性膝関節症との診断を受けて、膝の改善がない方に共通するのですが、
ほとんどの方が原因に対する処置が行われていないのです。
ヒアルロン酸注射を打って、電気と温めのリハビリの方がほとんどです。
「これでいいと病院の先生が言ったから」というフレーズを良くお聞きします。
これでいいと言われて、それを続けてみることは確かに大切なことです。
しかしそれを継続していても変化がない、もしくは悪化しているのに、
それを続けることは果たしていいことなのか、考えてみてください。
ヒザリハでは3ケ月をリハビリの目安にしています。
3ケ月以上行う場合は患者様の希望に合わせてとなります。
実際、やることをやって3ケ月続けても変化のない場合のほうが珍しいのです。
基本的にはきちんと管理をしてあげれば変化が起こります。
早い方で2回目で変化します。
平均的には2週間を越えたあたりで何らかの自覚症状の変化があります。
しかし、今まで注射を打って痛みの変化はしましたか?
注射を否定するつもりは一切ありません。もちろん必要なものだと考えています。
でも注射「だけ」で治っているのであれば、世の中の膝の痛い人はほぼいなくなるわけです。
何が本当に必要なのか、しっかりと考えることが患者様自身も必要なことだと思います。
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