症例報告:50代 女性 4年前から続く膝内側の痛み

愛知・名古屋の膝痛専門院ヒザリハの山田です。

今回の相談者の方は50代女性です。

4年ほど前から続く膝の痛みで愛知県内でも有名な整形外科にも何院か診察を受けられ、

他の治療院にも通われていましたが、改善しないため、車で1時間かけて来院されます。

お仕事でも膝にいろいろなストレスがかかる環境ですので、どの場面でどのような痛みが出てくるのか、

しっかりと確認させていただきました。

現在の問題点を抽出し、患者様の改善の流れをお伝えしリハビリをスタートします。

なぜ膝が痛いのか、そこに関しては毎回お話をさせていただき、

そこで膝の痛みのメカニズムを患者様自身の頭でイメージできるようにしていただきます。

そうすることで、リハビリに対する理解、日々の取り組み方を知っていただきます。

こちらの患者様もそういった取り組みでリハビリ開始2回目で痛みが半減しています。

今後はこの痛みを細かく再度確認して改善につなげていきます。

あなたが今、受けている治療は「痛みの原因に対する的確な治療」?

当院にお越しになられるの患者様の傾向として以下のことが挙げられます。

【整形外科に行っていたけど痛みの改善が見られなかった患者様の場合】

・レントゲンで膝の軟骨がすり減っている、加齢なので仕方がないと言われた。

・レントゲンを撮ったものの、骨には異常がないと言われ、そのまま放置。

・リハビリは受けていても電気とマッサージ、湿布と痛み止め、ヒアルロン酸注射を受けている。

【整体・接骨院に行っていたけど痛みの改善が見られなかった患者様の場合】

・膝(肩)が痛いのは骨盤が歪んでいるからといわれ、骨盤矯正を受けていた。

これらは当院にお越しになる患者様に大変多いのですが、実際のお話です。

これらの問題点に共通すること、それは何だと思いますか?

それは「なぜ痛いのか?」「なぜ治療を受けるのか?」に対する答えになっていないのです。

軟骨は年齢とともにすり減りますが、痛くない人でもすり減ります。

痛くない人は軟骨がすり減っていないわけではありません。

その逆でレントゲンで軟骨がすり減っていないと言われていても膝の痛い人はいます。

ここですでに矛盾が生じます。

では、その説明の流れに対して軟骨がすり減っているとしたら、

すり減った軟骨に対して、なぜ電気で改善するのですか?

すり減った軟骨に対して、なぜマッサージのみで改善するのですか?

また、痛いのは膝なのに、なぜ骨盤矯正をするのかの細かな説明はありましたか?

(中には腰の痛みから膝周辺に痛みを表現することはあります。

当院の場合、腰から来ていると判断した場合、その場で即効性のある効果測定で判断します。)

当院では初回に、現在ある膝の問題点の抽出を必ず行います。

問題点が見当たらないのにリハビリは行いません。

見当たらないということは他に何かの原因が考えられるわけですので、

信頼できる医師に紹介状を準備して問題点の解決につながる検査を依頼します。

開始前にこの問題点の説明をしっかりと行い、患者様にもわかりやすくお話します。

初回の説明は最低30分程度行っています。

なぜ?という質問に対する説明を受けれていないのにも関わらず、

他院にて治療を受けている患者様は一度ご自分のリハビリ内容を振り返る機会になればと思います。

膝の痛みでお困りの方はヒザリハ・肩の痛みでお困りの方はカタリハのご相談ください。

ヒザリハでは現在、愛知県津島市と名古屋市千種区今池の二店舗で対応しています。

二店舗の施術時間はこちらのホームページ上に掲載してありますのでご確認ください。


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