症例報告:80代前半 女性 杖が必要な膝裏の痛み

ヒザリハの山田です。

今回の相談者の方は80代前半女性の方で膝の裏に痛みがあるとのことで来院されました。

2年前から整形外科でレントゲン、ヒアルロン酸注射を打っていますが、改善しないとのことです。

その後は杖が必要になり、外出する機会が減ってしまいました。

今回はご家族が一緒に来院していただき、ご家族で旅行をしたいという目的を教えていただきました。

しかしご本人は膝の痛みから、なかなか積極的になれません。

これは家族に迷惑をかけてはいけないという気持ちからくるものです。

そういった背景を念頭に膝の確認をさせていただきました。

歩行時の痛みなど、膝の動きに伴った痛みがやはり気になります。

その中でも改善させることができるポイントをいくつか提案し、施術を行います。

結果としましては、リハビリ開始1か月後で改善、予定していた家族旅行に無事行くことができました。

ご本人も自信がついた様子で、その後も友人と泊りでの温泉旅行にもいかれています。

今後は、膝痛の再発を注意して、予防リハビリとして行っていくことをお伝えしました。

 

痛みが出てくるとどうしても不安になり、消極的になってしまいます。

特に痛みの出ていた期間が長いほど、改善にも時間を要することが考えられます。

リハビリのスタート時にはすぐに治療の結果が出ない場合、焦りを感じる患者様が見えます。

この患者様も同様でしたが、改善のためにも継続した積み重ねをすることで、

リハビリ開始時からの変化を体感できるようになっていきます。

 

積み重ねが必要な勉強と同じで、急に賢くなることはできません。

焦らず、急がず、じっくりと取り組むことも必要な症例もありますので、

少しでも早くリハビリに取り掛かることをおすすめします。

膝の症状でお困りの方は名古屋今池・岐阜県関市のヒザリハのご相談ください。


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