症例報告:50代女性 2年前から続くMRIを撮っても問題ないと言われた膝の痛み

愛知・名古屋の膝痛専門院ヒザリハの山田です。

今回の相談者は2年前から痛むものの、MRIを撮っても問題ないと言われた50代女性です。

要点は以下になります。

・2年前位から膝が痛む。

・大病院でMRI、レントゲン撮影するものの、問題ないと言われる。

・その後、立ち仕事など膝の痛みが強くなり、注射で水を抜く。

・ご家族で膝の人工関節の方が見える。

・過去(学生時代)に膝の怪我を受けている。

・仕事中に立っていることもつらく、腰痛にも出てくる。

今回も当院の流れに沿って膝の問題点の抽出をしました。

いくつか問題点があり、それを丁寧に一つずつ解決します。

すぐに解決できるもの、時間をかけて解決するものなど挙げさせていただきました。

すぐに解決させることができるもの等は即効性がありますので、

前後での症状変化をしっかりと体感できます。

変化を体感することで、リハビリに対する意欲も前向きになります。

今回のケースでも初回から変化があり、3回目で小走りできるレベルになっています。

何よりも大切なことは、自分の問題点をしっかりと知り、その対策を行うこと。

当たり前のことを当たり前に行う、それができれば、膝の状態がいい方向に向かいます。

あなたが今、受けている治療は「痛みの原因に対する的確な治療」?

当院にお越しになられるの患者様の傾向として以下のことが挙げられます。

【整形外科に行っていたけど痛みの改善が見られなかった患者様の場合】

・レントゲンで膝の軟骨がすり減っている、加齢なので仕方がないと言われた。

・レントゲンを撮ったものの、骨には異常がないと言われ、そのまま放置。

・リハビリは受けていても電気とマッサージ、湿布と痛み止め、ヒアルロン酸注射を受けている。

【整体・接骨院に行っていたけど痛みの改善が見られなかった患者様の場合】

・膝(肩)が痛いのは骨盤が歪んでいるからといわれ、骨盤矯正を受けていた。

これらは当院にお越しになる患者様に大変多いのですが、実際のお話です。

これらの問題点に共通すること、それは何だと思いますか?

それは「なぜ痛いのか?」「なぜ治療を受けるのか?」に対する答えになっていないのです。

軟骨は年齢とともにすり減りますが、痛くない人でもすり減ります。

痛くない人は軟骨がすり減っていないわけではありません。

その逆でレントゲンで軟骨がすり減っていないと言われていても膝の痛い人はいます。

ここですでに矛盾が生じます。

では、その説明の流れに対して軟骨がすり減っているとしたら、

すり減った軟骨に対して、なぜ電気で改善するのですか?

すり減った軟骨に対して、なぜマッサージのみで改善するのですか?

また、痛いのは膝なのに、なぜ骨盤矯正をするのかの細かな説明はありましたか?

(中には腰の痛みから膝周辺に痛みを表現することはあります。

当院の場合、腰から来ていると判断した場合、その場で即効性のある効果測定で判断します。)

当院では初回に、現在ある膝の問題点の抽出を必ず行います。

問題点が見当たらないのにリハビリは行いません。

見当たらないということは他に何かの原因が考えられるわけですので、

信頼できる医師に紹介状を準備して問題点の解決につながる検査を依頼します。

開始前にこの問題点の説明をしっかりと行い、患者様にもわかりやすくお話します。

初回の説明は最低30分程度行っています。

なぜ?という質問に対する説明を受けれていないのにも関わらず、

他院にて治療を受けている患者様は一度ご自分のリハビリ内容を振り返る機会になればと思います。

膝の痛みでお困りの方はヒザリハ・肩の痛みでお困りの方はカタリハのご相談ください。

ヒザリハでは現在、愛知県津島市と名古屋市千種区今池の二店舗で対応しています。

二店舗の施術時間はこちらのホームページ上に掲載してありますのでご確認ください。


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