症例報告:中学性 男子 整形外科・接骨院で改善しない痛み

こちらの患者様は運動(テニス)をしていて膝の痛みが出現したとのことで来院されました。

痛みが出現して、地元整形外科に通い「オスグット病」との診断を受け、運動の休止を指示されました。

運動の休止のみの指示で対処方法の細かな説明は特にありません。

その後、他の接骨院での治療を受けられ、改善してきたところで運動を再開したため、

再び痛みが強く出現し、当院に来られました。

痛みの個所から、整形外科での診断の通り、オスグット病の症状であると判断しました。

しかし整形外科ではオスグット病診断を受けたのみで対処方法すら教えてもらっていませんので、

今の段階で何が起きているのかの説明を保護者の方を含め行いました。

しかし今回の膝の痛みに関してはオスグット病のそれ以外にも問題点があるため、

その部分に対する説明、アプローチを行い、効果測定を行いました。

結果、その治療前の段階で痛みは半分以下に減少し、問題点の一つであることをお伝えしました。

現在運動も再開して、自分の膝との付き合い方をしっかり理解できています。

今回の症例に限らず、なぜ痛みが出るのか、不安であり、どうしたら良くなるのかがわからず、

モヤモヤした状況で数か月から何年も過ごしている患者様が多くおられます。

そんな状態では先が見えないかもしれませんが、痛みが出るには必ず問題点があります。

その問題点を理解することで改善させる方法が見えてきます。

現在の「痛みを取る」だけでなく、将来の「不安を取る」のが当院の特徴でもあります。

軟骨がすり減ってるのは年齢から考えれば、誰でも予想できます。

そのすり減った軟骨の膝のレントゲン写真を見に高いお金を払いに行くわけではないと思います。

もちろん、現状評価をする意味ではレントゲン撮影は重要です。

しかしレントゲン撮影したら膝の痛みが治るわけではありません。

問題に対し、的確なアプローチをして改善に導くことができるかどうか、

それを提供してもらえる治療を受けるべきではないでしょうか。

しかし世の中には情報が多すぎて、何が本当に正しいのかがわからない、

そんな状況でもあると思います。

正直、いろいろな治療院がありますし、膝の痛みを改善させるためにいろいろな手法が見られますが、

なぜそれで改善するのか、専門家でない患者様は判断が付かないでのはないでしょうか。

当院を選んでいただいた患者様にはごまかしではない本当のことをきちんと真摯にお伝えする。

それが実際に改善率へとつながる、ヒザリハの使命だと考えています。

 


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