ヒザリハの山田です。
一例になりますが、膝痛について悩んでいた患者さん(50代女性)の相談内容です。
一か月前から膝が痛くて様子を見ていたそうです。
仕事もプライベートも忙しく、自分の膝については後回しになってしまい、
やっと落ち着いて来院することができたそうです。
ご本人に現在の膝についての状態をお聞きし、
どのような場面で膝が痛んだり、もしくは違和感が出るのかということを、
こちらからも質問をして、どのような段階にあるのかを組み立てます。
もちろん整形外科でレントゲン撮影をされた後であれば、
その時の医師の説明も含んだ、より分かりやすい説明をします。
ヒザリハではこの問診に時間をかけます。
ほとんどの方は自分の膝の軟骨がすり減っているということを
レントゲン撮影の有無を問わず、だいたい認識しています。
これは整形外科の先生も診察の際にはレントゲンを見て説明されます。
でも患者さんは軟骨のすり減りの有無を知りたくて病院を受診するんじゃなくて、
少なくとも痛みを改善させるにはどうしたらいいかを聞きに高い診察料を払っているわけです。
「加齢だからしかたないですね」という先生の答えは誰よりも自分が知っています。
自分の年齢は誰よりも自分のほうが知っています。
患者さんは「じゃあどうしたらいいの?」の部分を求めているわけです。
昨日の患者さんにはそこをすべてお話ししました。
その人の生活に合った方法で、その人が望むことを実現していくために必要な方法を提案します。
もちろんこれは一日で改善するものではありませんし、ある程度の期間が必要になります。
膝の軟骨のすり減りによっては到達できるゴールを変更しなければなりません。
しかし、今自分の膝の状態はどうなっていて、どうしたらいいのかを
患者さん自身が説明に納得することができたのなら、そこからリハビリが始まります。
やれることから始めましょう。まずは始めないと何も変わりませんから。
津島市・あま市・愛西市にお住まいの膝の痛みでお困りの方はヒザリハにご相談ください。
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